もしかして… / ひょっとして…

日常のちょっとした英語フレーズを、難解な文法用語を使わずに紹介していきます!
今回は、「もしかして… / ひょっとして…」です。
遠回しの表現が多い日本人にとって、この表現はとても馴染みがありますね。
「もしかして、◯◯持ってますか?」とか「ひょっとして、◯◯のこと知ってます?」みたいに。
ストレートに質問をするのではなく、少し遠回しに質問をしたい場合に使えるとても便利な表現です。
それでは、早速見てきましょう!
【解説】
例えば、「100万ドル持ってますか?」と聞きたい場合、
「Do you have one million dollars ?」
普通はこう聞きますね。でも今回のように「もしかして…」を含めたい場合は、
「Do you happen to have one million dollars ?」
のように「Do you happen to…」を使って質問します。
質問の作り方は簡単で、この「Do you happen to..」から始めるだけです。例えば…
ひょっとして、僕の兄のこと知ってます?
「Do you happen to know my brother ?」
もしかして、彼女の電話番号覚えてます?
「Do you happen to remember her (phone) number ?」
※phoneは付けなくても電話番号の事だと通じます。
ひょっとして、今夜空いてますか?
「Do you happen to be free tonight ?」
通常「Do you …」で聞くところを「Do you happen to…」に置き換えるだけでOKです。
【余談】
今回のフレーズに関して、アメリカ人の嫁に、何か良い例が無いかを聞いてみました。
僕「Can you give me an example of “Do you happen to be…” ??」
(”Do you happen to be…”を使ったなんか良い例ないかな?)
妻「Well, how about… ” Do you happen to be a gay ?? “」
(ん〜…じゃあ「ひょっとして、あなたゲイ?」なんてどうよ)
文章は良い例ですが、他に思い当たるフレーズ無かったんかい…と思ってしまいました笑。まぁアメリカらしいというか、なんというか…。遠回しな質問方法とは言え、直接こんなことを聞くのはやめましょう…。
【発音】
Do you happen to …
「ドゥ ユゥ ハプン トゥ」
「happen」は日本語の「ハ」とは少しだけちがうので、正確な発音は音声で確認してみてください。
【最後に】
今回のフレーズは、遠回しに聞くことによって丁寧な聞き方にもなります。覚えておくととても便利なフレーズです。遠回しが故に、毎回この聞き方だと回りくどく感じる事もあるので、使い過ぎには注意しましょう。
それでは!