ちょっと待って!

日常のちょっとした英語フレーズを、難解な文法用語を使わずに紹介していきます!
今回は「ちょっと待って!」です。
今回のフレーズは、日常のカジュアルな場面でも、ビジネスや接客などのフォーマルな場面でもよく使いますよね。実は言い方が沢山あります。今回は僕がよく使う・よく聞く表現を紹介します。
それでは見ていきましょう!
【解説】
カジュアルな言い方
wait a minute / wait a second
hold on
hang on
「ちょっと待ってね」の意味で、これらは非常によく出てきます。カジュアルな言い方なので、家族や友人間で使うのが普通でしょう。僕が一番使うのは「hold on」ですね。また単純に「wait」だけ言ってもOKです。
「wait a minute」と「wait a second」の違いですが、意味は同じです。「minuteは分」「secondは秒」なので、「wait a minute」と言ったら1分待つ、「wait a socond」と言ったら1秒待つ…なんて事はないので。そこまで厳密に考えなくて大丈夫です。
これらの表現は「自分の為に、相手に待って貰う」時に使いますが、友達との会話の中で「え?ちょっと待てよ、マジで?」なんて言う時もあると思います。
そんな時のちょっと待てよも「Hey, wait a minute. Really!?」と使えますので覚えておいて下さい。
丁寧な言い方
Just a moment please. / One moment please.
Please hold on a second.
Could you please wait for a second?
Could you please hold the line?
「少々お待ち下さい」の意味で、この辺りがよく使われると思います。(下の2つは少し丁寧過ぎかな…)
最後のフレーズの「the line」は電話の事を指しているので電話のみです。「電話を切らずにそのままお待ち下さい」と言った感じ。他は対面でも電話でもOKです。
その他
正確に言うと「ちょっと待ってくださいね」とは違った意味だけど、同じ場面でよく使われるフレーズがあります。
I’ll be right back.
これは「すぐ戻ります」と意味します。レストランでも、その他お店でも色んなところで使われます。
何か商品について尋ねた時に、その人が他の店員に聞きに行く・在庫を確認しに行く、そんな場面で「I’ll be right back」と言って去っていく。
レストランへ行きウエイターに席まで案内され、とりあえず飲み物を聞かれます。そしてウエイターが「Ok, I’ll be right back」と言って飲み物を用意しに行く。
みたいな感じ感じです。カジュアルに「すぐ戻るね、ちょっと待ってね」とも使えます。
【発音】
今回、発音多めですm(_ _)m
wait a minute
「ウェイタ ミニッ(ト) or ウェイラ ミニッ(ト) 」
wait a second
「ウェイタ セカン(ド)」
hold on
「 ホー(ル)ドォン」
hang on
「へェングォン」
Just a moment please.
「ジャスタ モーメン(ト) プリーズ」
One moment please.
「ワン モォメン(トゥ) プリーズ」
Please hold on a second.
「プリーズ ホー(ル)ドォン アセカン(ド) 」
Could you please wait for a second?
「クゥジュゥ プゥリーズ ウェイタ セカン(ド)?」
Could you please hold the line?
「クゥジュゥ プリーズ ホールダ ライン?」
↑のカッコ内は聞こえないくらいでOKです。
なるべる実際の発音に近い音でカタカナ書きしましたが、「hold」「hang」「moment」「please」は以下から発音を確認してみてください。
「hold」の「L」は「ル」ではなく、舌の先を上の歯の付け根に付けるだけです。
「hang」は「ハング」ではなく、アとエの中間音で「ヘ」みたいな音になります。
→「hang」の発音はこちらのリンクで、ご確認ください。
「moment」の最後の「t」はほぼ発音されないので、「トゥ」みたいな感じです。発音されず「モーメン」になる場合もあります。
→「moment」の発音はこちらのリンクで、ご確認ください。
【最後に】
今回の「ちょっと待って」の表現。本当に色んな場面で使うと思います。全て覚える必要はないので、初めはどれでもよいので1つ選んで使ってみて下さい。そして覚えたら、違うものを使ってみると良いと思います。
それでは!