日常のちょっとした英語フレーズを、難解な文法用語を使わずに紹介していきます!
さて今回は、「be going to 」について。
今回 フレーズ紹介ではありませんが、「be going to 」について日本の友人に質問されたので、良い機会と思い書き留めておきたいと思います。
今日の内容は、少し英語に慣れた人向けな内容かもしれません。
それでは見ていきましょう!
意外と知らない?! be going to の使われ方。
きっと皆さん色んな情報を基に勉強をして、既にたくさん知識をお持ちと思います。
will と be going to の違いもご存知の方が多いと思います。
念のために確認しておくと、一般的に以下のようでしょう。
- 「will」→その人の意思や、その場で決めた事など。
- 「be going to」→ 前持って決めていた予定。
これについては僕も賛成ですし、基本的にはそのとおりでしょう。
上記の2つを使い分けることによって、ニュアンスの違いを出せるでしょう。
…と言っただけでは、これを読んでくれた人に何もためにならないので、少しだけ新しい知識になるような事を紹介します。
日常で頻出するbe going to
僕がここアメリカで生活をしていて生活の中で学んだことなのですが、
前もって決めていた予定を話すときではなくても「be going to」を使用することがあります。
じゃあ「will」と「be going to」違いないじゃん、 と思うかもしれません。僕もそう思いました。
でも実際の日常生活の中では「be going to」が予想以上に多く使用されている気がします。
①妻とテレビを見ていて彼女がトイレに立つ時に…
(トイレ行ってくるね)
②友達とグダグダと話をしていて、突然彼が…
(なんか飲む物買ってくるわ)
と言って何か飲み物を買いに行く。 ※ gonna=going to
ここでの「be going to」ですが、
①のトイレに行くことは、前もって予定している訳ではないし
②の飲み物を買いに行った友達に関しても、その時の気分で 「ちょっと飲むもの買ってくるわ」と言った感じです。
先ほど「前もって決めていた予定ではなくても、 「be going to」を使用する時がある」と大袈裟に言いましたが、正確に言うと…前持って決めていた予定を言う場合だけでなく、
- 今の状況から見て、ちょっと先の行動や出来事を言う時
- 今決めたことでも、それに向かって今動き始めている時
でも使っているということです。
発音
be going to の発音は「ゴーイング トゥ」でOKです。
ご存知と思いますが、日常会話の中では going to を省略して、gonna「ゴナ」とか「ガナ」(ガナの方が近いかな)
I’m gonna get a drink.
「アム ガナ ゲッタ ドゥリン(ク)」
さらに省略し、I’mma 「アマ」もよく使われます。例えば、
I’mma get a drink.
「アマ ゲッタ ドゥリン(ク)」
※注意)発音に合わせて無理やり書きましたので、正確なスペルは不明です。
imma/I’mma「アマ」…ここまで行くと元がなんだか、わかりせんね…笑
これは、どちらかと言うと話し言葉より書き言葉でよく見ます。テキストメッセージやネット上など。
日本人もそうですが、アメリカ人もどんどん省略して話してますね。といっても、これはかなりカジュアルな話し方なのでご注意を。
補足1
日常生活の中で「will」よりも「be going to」の方が、多く使われる感じでお伝えましたが、語弊があるといけないので、付け加えておきます。
例えば、自分の意思を表す場合
You’re not gonna come to the party tomorrow, right?
(明日のパーティー来ないんでしょ?)
Yes, I WILL!!!!
(いや、行くし!!)
といった感じや、「じゃあ〜するよ」と言ったニュアンスは、やはりwillを使います。
用途や場面によっては必ずwillが使われたり、willでないと行けない場合が勿論あります。
本題から外れますが…
僕が強くお伝えしたいのは、少しくらいニュアンスが違ったり使い方を間違っても、ほどんどの場合はちゃんと意図することは通じるということです。
ビジネスの場面や学校の論文などでは、正しく英語を使うのは大事ですが、日常の会話の中では、そんなに気にすることはありません。
アメリカに関して言えば、移民大国なので僕らのような外国人が使う下手な英語に彼らも慣れていまし、理解してしてくれます。(外国人のほぼいないような、ど田舎の村では別かもしれませんが、日本人が良くいくような場所であれば特に理解してもらえるでしょう。)
もちろん、正しい英語を正しい用法で使えることが理想ですが、”100%の完璧を求めるがために、80%しか自信がないから言いたいことを言えない…” となってしまっては何も意味がありません。
特に日本人は基本が凄くできているので、英語レベルは高いと思います。
ですが、間違いを恥とする完璧主義民族な為に、躊躇してしまって口に出せない、その結果英語を話す経験が少ない…となってしまいます。
たまに英語が苦手で…という日本人にお会いしても「いや、十分話せるやん…」って思うことが良くあります。
なので、自信を持ってどんどん英語を使って下さい!!
最後に
逆に混乱をさせてしまったかも知れませんが、こんな使い方もあると思ってもらえれば良いです。
少しでも「be going to」が持っているニュアンスを掴んで貰えれば嬉しいです。
多分、日本のテストでこの使い方すると☓もらうかもしれませんけどね…笑
それでは!