日常のちょっとした英語フレーズを、難解な文法用語を使わずに紹介していきます!
今回は「お墓」の英語での言い方を紹介したいと思います。
英語で【お墓】は何て言う?
早速お墓を表す単語です。
grave
tomb
この2通りがあります。違いについて見ていきましょう。
まずは grave
これは一般的にお墓を意味します。また「死に場所」というイメージで使われることもあります。
日本語の「お墓」は、まずこのgraveでしょう。
続いて tomb
こちらもお墓を意味する単語ですが、イメージとしては
- 墓石や墓標(上に載っている石などのこと)
- 古いお墓のある建造物(古代の物のイメージ)
で、僕の印象としては「墓石」や「歴史的な墓所 / とても古い墓石」です。
「お墓」というよりは「墓石」のイメージが強いです。
ちなみに「〇〇のお墓参りに行った」というフレーズでいう場合
To visit 誰か’s grave
went to visit 誰か’s grave
ということができます。例えば
- We visit our grand father’s grave every year.
(私たちは、毎年祖父のお墓参りに行きます。) - We went to visit our grand father’s grave yesterday.
(私たちは、昨日祖父のお墓参りに行きました。)
などなど。
GraveとTombの違い
上記の説明では少し違いがわからないかもしれないので、
二つの違いを、僕のお気に入りDictionary.comで違いを調べてみましょう。
まずは「grave」
引用:Dictionary.com
[ grave ]an excavation made in the earth in which to bury a dead body.
掘作された”穴”感が強いですね。続いて「tomb」
引用:Dictionary.com
[ tomb ]an excavation in earth or rock for the burial of a corpse; grave.
先ほどの”穴”に加え”石” も入ってます。でも結局、最後に「grave」となってますけど。
ん~違いがやっぱりわからん!って方はGoogleでイメージ検索をしてみてください。
リンクを張っておくので確認してみてください。
※少し不気味なイメージが出てきますのでご注意を…
如何です?なんとなく違いわかりました?
じゃあ墓地は?
墓地も二つ言い方があります。
graveyard
cemetery
この二つ、正直な違いが微妙です。僕的には同じもの。
僕の印象としては「cemetery」は施設として整っている感じで、「graveyard」の方が少し怖い感じです(超あいまい)
ただし、厳密な違いを調べてみると…
- graveyard:教会または教会の土地内(教会の横とか)に位置する墓地
- cemetery :上記以外
のようです。
アメリカ人の妻やネイティブの同僚に聞いてみましたが、まぁ同じでしょとの返答でした。
また年配の方に聞いてみたのですが「今の人は違いを知らないのでは?」と言ってた位、同じものとして認識されている感じでした。
こちらも辞書(Dictionary.com)での違いを確認してみましょう。
graveyard
引用:Dictionary.com
[ graveyard ]a burial ground, often associated with smaller rural churches, as distinct from a larger urban or public cemetery.
必ずしも教会の土地の中ってわけではなさそうですね。
cemetery
引用:Dictionary.com
[ tomb ]an area set apart for or containing graves, tombs, or funeral urns, especially one that is not a churchyard; burial ground; graveyard.
churchyard(教会付属の墓地)ではないとされてます。でも最後にgraveyardって…同じかい。
結局のところ差は微妙なところのようです。
ついでに、こちらもイメージ検索して違いを見てみましょうか?笑
※graveyardは結構不気味なイメージが出てきますので、深夜の方はご注意を…(言いましたからね!?)
最後に
さて湿っぽくなってしましましたが、今回は「英語でお墓」を紹介しました。
あまり使う機会はないかもしれませんが、ぜひ覚えておいてください!
それでは!