言葉ではそう言っているけど、本当の意味は違う…日本語ではよくありますよね。
今回は「英語版、本音と建前」を紹介します。
僕も日本で仕事をしていた時、上司に対して思ってもないお世辞を言ったり、「今度飯いきましょう!」「じゃまた飲み行きましょう!」と言ってまず行くことは無い…なんてよくありました笑。
日本独特の文化だと言われているのですが、実際にはアメリカにもそれに近いような物はある気がします。
先日、American Phrase bookという面白いページを見つけて、その内容がまさに本音と建前。
今回はその中から、僕自身が現在アメリカで生活をしていて「あ〜そうそう」って凄く共感できる、20個を紹介してみたいと思います。
※注意事項)今回紹介するフレーズ、一般的にはそういう意味では使いませんが、中には、違った意味で言う人もいるよ…ってくらいに捉えてください。人間不信になります。
- 1 え?英語にもあるの?「本音と建前」20選。
- 1.1 Let’s have lunch sometime!
- 1.2 Thanks for reminding me!
- 1.3 Thank you “SO” much!
- 1.4 Thanks
- 1.5 That’s a great idea, but…
- 1.6 Would you like some gum/mint?
- 1.7 Friend
- 1.8 Good job!
- 1.9 The most ◯◯
- 1.10 Sounds great
- 1.11 How are you?
- 1.12 I’ll have to think about it
- 1.13 I wish I could
- 1.14 He/She is nice.
- 1.15 Keep/Stay in touch
- 1.16 Totally
- 1.17 That’s a good question
- 1.18 Probably not
- 1.19 That’s really interesting
- 1.20 I’m not sure if/that ◯◯
- 2 最後に
え?英語にもあるの?「本音と建前」20選。
早速解説してきます!
人間不信にならないでくださいね! 半分はネタの感覚で見てください。
Let’s have lunch sometime!
建前:Let’s have lunch sometime!(今度飯行こうね〜)
本音:I don’t want to see you again(君にはもう会いたくないな…)
先ほど僕があげた日本語の例がそのまま英語になりましたね。まぁ会いたくないってのは言いすぎかもしれませんが…
Thanks for reminding me!
建前:Thanks for reminding me!(気づかせてくれて・知らせてくれて、ありがとね!)
本音:Stop bugging me!(邪魔しないでくれるかな…)
たまにありますよね、ありがたいけど、ちょっと今じゃなくても…って。
Thank you “SO” much!
建前:Thank you SO much! (ほんっとに、ありがとね!!!)
本音:Thanks(はいはい、ありがと)
思ったほど、想いはこもってない物なんですね…
Thanks
建前:Thanks(ありがと〜!)
本音:nothing(特に意味はなし。敢えて言えば「どうも〜」)
これはひどいですね笑。とりあえず、何も言わないのは失礼だからThanksって言っとくか…程度。
That’s a great idea, but…
建前:That’s a great idea, but…(いいアイディアだね!でも…)
本音:That’s a bad idea.(ボツだね。)
日本語でもありますね。それいいね!でも…って。butがついてる時点で気づきますが…
Would you like some gum/mint?
建前:Would you like some gum/mint?(ガム/ミントはいかがですか?)
本音:You have bad breath.(あなたの息…臭い)
…ショックすぎる…( ノД`)
Friend
建前:Friend(友達)
本音:Someone you’ve met at least once and didn’t cause you any harm.(一度は会ったことあり、特に害がなかった人)
日本でよくある、「一度会ったことあるだけで、もう私の友達だよ」ってやつの逆バージョンですね。
Good job!
建前:Good job!(いいね!よくやったよ!グッジョブ!)
本音:You didn’t fail.(失敗しなかったね)
The most ◯◯
建前:The most ◯◯(最も良い◯◯)
本音:a ◯◯(よくあるうちの1つ)難しく言うと、ただの不定冠詞。
ここアメリカでは色々と大袈裟に言いますね。今年のNo.1 movieとか。日本でよく見る「全米が泣いた!」的な?笑
Sounds great
建前:Sounds great.(それいいね!すばらしいね!)
本音:It’s fine.(まぁ悪くはないかな)
How are you?
建前:How are you?(お元気ですか?調子はどうですか?)
本音:Hello(こんにちわ〜)
What’s upの使い方の記事でもお話したものに似てますね。
実際には、これは相手の調子を伺う質問でもありますが、ただのあいさつ常套句でもあります。本当にあなたの様子を伺って聞いてくれている場面は少なめです。
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I’ll have to think about it
建前:I’ll have to think about it.(検討してみます!ちょっと検討が必要ですね!)
本音:I have thought about it, and the answer is no.(考えてみましたが、答えはNoですね)
日本語の「検討します!」も曖昧ですもんね。
I wish I could
建前:I wish I could.(惜しいなぁ、出来れば良かったのですが・そうだったら良かったのですが)
本音:I have very little interest.(ほとんど興味がないです)
He/She is nice.
建前:He/She is nice! (彼/彼女は優しくていい人だよ)
本音:I have nothing good to say about him/her.(彼/彼女の良い事を何も知らないな。)
日本語の「いい人」と同じ感じですね。
Keep/Stay in touch
建前:Keep/Stay in touch!!(連絡取り合おうね!)
本音:Don’t expect to ever hear from me again.(私から連絡がくると思わないでね)
Totally
建前:Totally.(もちろんだよ / 完全にそうだよ / まったくだよ)※好意的に同意するときに使います。
本音:Possibly.(かもしれないね / ひょっとするとね)
That’s a good question
建前:That’s a good question.(それはとても良い質問ですね〜)
本音:I don’t have an answer.(その答えはわからないっす。答えを持っていないので聞かないで…)
「知らない」と認められない状況で言い訳する前のワンクッション…的な感じですかね。
これを言われた後に、100%ド真ん中の答えが返ってくる事は少ないです。
Probably not
建前:Probably not.(多分ないだろうね。きっとないと思うよ)
本音:Definitely not.(絶対ない)
That’s really interesting
建前:That’s really interesting.(それは本当に興味深いですね!)
本音:I couldn’t care less.(少しも気にかけてない、全く気にしない)
へぇ~面白そう~(棒)みたいな感じでしょうか。
I’m not sure if/that ◯◯
建前:I’m not sure if/that(◯◯かどうか分からないなぁ、◯◯にはちょっと確認がないなぁ)
本音:I’m sure that not ◯◯(確実に◯◯じゃないでしょ)
最後に
すみません、なんだか本当に人間不信になりそうな内容になってしまいました…笑。はじめにもお伝えしたように、勿論すべてが、これらの”本音”の意味ではありません。
ほとんどの人は、”建前”と書かれた内容のそのままの意味で使っています。
たま〜に意地の悪い人は違った意味でいうことも…あるかもしれません。
それでは!