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経験者による、失敗しない語学留学、学校選びの5つのポイント。

語学留学を考えている人は、一度は悩むであろう学校選び。

日本人が少ない方が良い?大手の学校が良い?などなど、気になるポイントはあると思います。

僕は今アメリカ在住ですが、ここに来た当初は語学学校に通っていました。

複数の語学学校に通った僕の経験から、学校を選ぶ際に注意したい5つのポイントを紹介します。

人により気になるところは様々だとは思いますので、一個人の意見として参考にして下さい。

 

1.日本人が少ない学校

既に知っているかもしれませんが、日本人が多い学校だと、どうしても日本人同士で集まってしまいがちです。

絶対に日本人とはつるまない!!と意思の硬い人であれば問題ないでしょうが、大概の人は、決意しても結局は楽な方に流れてしまうでしょう。

かといって全く日本人がいないと心細い…。というか本当に困った時に頼りになる人は少しは必要です。

 

日本人率が5〜10%以下、できれば5%以下の学校がおすすめです。

日本人の割合は、事前に学校に問い合わせをすれば教えてくれるので、気になる人は問い合わせてみると良いでしょう。

僕の場合は5%以下で、かなり快適でした。(約150人中に5,6人)会えば話すが、日本人が同じクラスになることはほぼない…くらいの割合。

日本人が同じクラスにいると、知らずに意識してしまいますからね。

 

2.目的にあった学校

語学学校の目的って語学習得でしょ?と思うかもしれないです。

確かにそれはそうですが、少し特色が違う学校も存在します。

 

例えば、一般的な英語を教える学校もあれば、試験対策(アメリカの大学進学に必要なTOEFLまたはIELTS)にフォーカスした学校もあります。

一般英語コースは基本的に

  • Reading
  • Writing
  • Listening
  • Speaking
  • Grammar

の各スキルを平均的に教えてくれますが、まれに会話(Speaking)のみにフォーカスした学校もあります。

 

自分の付けたいスキルによって学校を選ぶことも重要です。

多くの学校は一般英語コースTOEFLまたはIELTSコースの両方を持っている学校が多いので、そこまで気にすることはないですが、

どんな事に特化した学校なのか、学校に問い合わせれば教えてくれます。(恐らくHPや案内に書いてあると思いますが…)

 

僕はアメリカに来た当初は特に進学を考えていませんでした(結局、アメリカの大学卒業行きましたが…)

なので単純に一般英語を学びたかったのですが、一時期、アメリカの大学試験対策に重点を置く学校に在籍した事があり、その当時自分には全く必要のない英語Essayの書き方を徹底的に教えこまれた事があります…笑

結局大学に行ったので、そこで学んだことは無駄にはなりませんでしたけどね。

※ちなみに日本で人気のTOEIC、アメリカでは正直認知度が低くあまり聞いたことがないです。TOEICにフォーカスした学校は少ないのかもしれないです。(僕が知らないだけかもしれません)

 

3.学校規模によるメリット・デメリット

これはどんな業界でもそうですが、大手・中小それぞれの良さが有ります。

大手のメリット

  • 信頼・ネームバリューがある
  • 充実した設備が整っている
  • その後につながる(大学やインターンなど)コネクションがある

大手のデメリット

  • 料金が高くなる
  • クラスが大人数になりがち
  • (手続きが遅かったり、後回しにされる場合も)

3つ目のデメリットだが、もちろんすべての学校においてではないです。

生徒数が多い学校であれば必然的に処理が遅くなったりすることもあります。よって括弧付き。

 


これは余談ですが、語学学校在学時に、新しい女性の先生が入ってきました。

仲良くなって話をしていると、別の州の語学学校で英語を教えていたんだけど、彼女の地元がDCであった事もあり、そこを辞めて地元に帰り、僕が在籍していた語学学校に就職したとの事。

前の学校を辞めた理由を聞いたのですが、

1クラスに5〜60人もの生徒がいて、2人の先生で教えていたんだ。

60人もの生徒が集まれば、コントロールできなくなるのは当然だし、2人とはいえ、そんなに大量の生徒に英語をちゃんと教えられる訳がないよ。

あの学校は英語を教え習得してもらうことよりも、利益取ることしか考えていなかったからね。

と言ってました。そんな事あるんだなぁ〜と思いましたが、現実にあるんですね。

もちろん学校名は教えてくれなかったですが…。まぁ、これはかなりレアなケースだと思いますが、クラスの規模も注意して見てみると良いですね。

 

中小のメリット

  • 料金が大手に比べ良心的(中には半額程違う場合も)
  • 少人数によるクラス構成
  • 学校全体に一体感があり、全生徒と友達になれる場合もある
  • (手続きを迅速に対応)

4つ目だが、基本は大手でも対応は迅速にしてくれます。

ですが中小の方が生徒数も少ないので、スタッフが全校生徒をしっかり把握しているように思えます。

 

中小のデメリット

  • 施設や設備が小規模・古い場合も
  • 大学やインターンなどにコネクションが少ない
  • 多くの生徒に巡りあうチャンスが少ない

コネクションに関してですが、中小であってもインターン制度などを扱ってる場合もあります。

ですが大手に比べると少ないように思うのが僕の印象です。

 

4.各国の生徒の割合

これは学校によっては制限を設けているところもあります。

例えば1つの国の生徒を全体の◯%以上にしない等。

どこの国の生徒も、割合が多くなれば多くなるほど、同じ国の生徒同士で集まり、彼らの母国語を話しがちです。

やはり様々な国の生徒と触れ合うのが良い経験になるだろうしお互いの為にもなるでしょう。

僕が行った学校は中東・南米の生徒が多く、休憩中やひどいと授業中もアラビア語・スペイン語で話し、正直うるさかったくらいです…

これも問い合わせにより把握できるので、気になる人は問い合わせてみて下さい。

 

5.治安

これは学校というよりは、行く都市の問題ですが、やはり海外での学校生活、放課後や休日に外出するのが楽しみになるでしょう。

たまには夜遅くまで友達と遊ぶこともあるでしょう。

同じ都市内でも比較的治安が良い場所、少し危険な場所もあるので、学校が位置している場所をよく確認すると良いです。

だが基本的にそこは外国、いつ危険が身に迫るかわかりません。

日本にいる時のような、無防備な軽率な行動には気をつけましょう。

 

最後に

以上が僕が実際に経験から得た、学校を選ぶ際に注意したい5つのポイントです。

勿論この5つだけが大切なことではないが、少しでも学校選びの参考になると嬉しいです。

人により気になるポイントは違ってくると思うので

他にも色んな情報を参考にし、学校に問い合わせたりして下さい!是非、充実した留学生活を!!