今回は【英語学習ースピーキング編】と題して、僕が行ってきた、スピーキング力を強化する為の学習法を紹介します。
やはり英語は話せてなんぼです。読めたり聞けたりしても話せなければ何も伝えられません。人それぞれ好みもあるので、一概に、この方法が絶対…というのは無いと思います。
なので僕の紹介する方法も、1つの参考として捉えて貰えれば良いかと思います。中途半端な素人な僕が紹介しますので…笑。英語講師ではない完全素人な僕の意見ですので、話半分で聞いてもらって結構です。
※良かったら全体編・リスニング編も覗いてみてください。
今回は【英語学習ー全体編】と題して、英語学習するのにあたって、まず大事なことを紹介します。 文法 スピーキング リスニング リーディング ライティングそれぞれ全て大事です。最終的には全て満遍[…]
今回は【英語学習ーリスニング編】と題して、僕が行ってきた、リスニング力を強化する為の学習法を紹介します。相手が何を言っているか理解できなければ、こちらの意見も言いようがありません。スピーキング力と合わせて、リスニング力も鍛え[…]
始めに
英語の習得に大事なことはトレーニングだと僕は思います。トレーニングというとピンと来ないかもしれないですが、
理論や知識として理解するのと、それが使えるのでは別の話です。きっと英語試験などでは、理論や知識として理解するだけで高得点は十分望めるでしょう。
でも実際の英会話では、多くの理論や知識は必要ありません。 大事なのは英語の話し慣れです。
どこかのサイトでスポーツ選手に例えた例がありましたが、まさにその通りだと思います。
道具の使い方を理解しても、練習が0では全く意味がありません。要は実践・場数を踏んだ数が多ければ多いほど、それを使いこなせるように成る…と僕は思います。
多少知識が少なくても、少ない単語達を使いこなせている方がずっと良いです。
正直、英会話をするのに自分が理解出来れば、ファーストステップとしては十分です。(もちろん聞いた事を正確に誰かに伝えたり、翻訳家や通訳者のように、その理解を第三者に伝える場合は別ですけどね。)
また、難しい単語を沢山知っている必要はありません。日常的な会話をするという点においては、受験やTOEICに出てくるような特殊な単語をただひたすらに覚えているだけでは無駄です。
特にTOEICに関してはいくら高得点を取ったからといって、流暢に話せるという訳ではありません。英語の試験なので当たり前ですけどね。
あくまで僕個人の意見ですが、TOEICに出てくる難解な文章は、現実社会でそうそう見ることはないです。なので試験で高得点を取るためだけの知識と割り切るくらいで良いでしょう。(あれが日本の英語力を図る方法だとしたら残念でなりません。)
すみません、話がそれました…。では紹介したいと思います。
僕が実際にしたスピーキングトレーニング
色々と偉そうに語ってしまいましたが、僕がスピーキング力を上げるために実践した事は、
- 日本語→英語を沢山身につける
- 自分のオリジナルなフレーズを
- 声に出して練習
- 商品レビュー動画
- (言い換え練習)
の4つ+αです。最後の一つはおまけです。それでは1つずつ解説していきます。
①日本語→英語を沢山身につける
特に初級者の場合、まだ文法を勉強しているのに文法を使いこなして自分の言いたいことを伝えるのは中々難しいです。
そこで手っ取り早いのは、自分の言いたいフレーズを調べて使う。それだけです。 その引き出しが多ければ多いほど、良いです。
そして調べて見つけたフレーズを
声に出して何度も練習する
完全に覚えてしまう位に口に出して練習する。50回以上は。その際に発音もしっかり意識してください。
使われている文法の理解をする
そのフレーズではどういった文法が使われているかを理解する。同時に文法の学習にもなります。
ノートに書き留めて後で復習する
携帯メモよりも、実際ノートに書き留めた方が良い思います。
普段生活している中で、「これ英語で何ていうのかな」ってのをメモにしておくと良いと思います。もちろんその後家に帰って調べてください。
そういうメモをとる癖を付けておけば、フレーズはどんどん増えていくと思います。
②自分のオリジナルなフレーズを
これは①とほぼ似たようなことですが、①で調べたフレーズに少しアレンジを加え、自分オリジナルなフレーズを作ることです。
インターネットで調べても、ドンピシャで自分の言いたいフレーズを見つけられない場合があります。
その場合は、自分でフレーズを作ってしまいます。そして①と同様にフレーズ集をノートに纏めておきましょう。
そして、①②に慣れてきたら、「瞬間英作文」をしてみてください。これは思ったことを英語にするだけです。
独り言でも良いですし、最悪は頭の中だけでもできます。意外と簡単なフレーズが、英語にできないってことも結構ありますからね。
結局、母国語が日本語の我々にとって、英語を話すということは「言いたいことを英語で伝える」瞬間英作文の繰り返しです。
もちろん、英語上級者になれば日本語→英語に変換する必要はなくなってくると思いますが、最初は、日本語→英語の変換作業をひたすらやりましょう。
③声に出して練習
これが一番大事かと思います。 僕達日本人の口や舌は、英語を話すのに慣れていません。
口や舌をあまり動かさずに話せてしまう言葉を話しているので、英語を話すのには舌や口の筋肉のトレーニングが必要です。
英語の本の音読でも良いですし(但し自分のLevelに合った物)、①②で作ったフレーズの練習、 英語の参考書の例文の音読でも良いです。
一番良いのは、音声つきの参考書があると良いかと思います。参考書でなくても、スクリプトと音声がセットになっているもの。インターネットで探せばいくらでもあると思います。
スクリプトを読むというよりも、聞いた音をそのまま真似して話すイメージです。(ちゃんと自分が何を話しているかは理解してくださいね)
あと自分の話した事を音声録音して聞いてみると良いと思います。
自分の声を聴くと恥ずかしくなりますが、そんなのどうでもよいです。同時に発音の練習にもなりますし。
もし英語の学習パートナーがいるのであれば、沢山話して下さい。itaki.comやmeet upなどを使ってパートナーを探す事をオススメします。
僕はアメリカに来た当初、その手のサービスやアプリを使って、日本語を勉強したいアメリカ人と積極的に会って会話をしました。
まぁ実際に会うというと躊躇する人も多いでしょうし、何があるか分からないので、その辺は自己判断で。(Skype等で話すのが一番手っ取り早いでしょう。)
もしパートナーがいなくても、独り言のように言ってみて下さい。または④で紹介する方法を参考にしてください。
とにかく口に出して練習!!!!…これに尽きます。
④商品レビュー動画
僕のお気に入りはこれです。これは③と関連するのですが、何でも良いので商品のレビュー動画を英語で行いました。
商品でなくても、レストランの感想でも良いですし、行った場所の感想でも良いです。スーパーで買ってきたお菓子の感想でも、題材は本当に何でも良いです。大体5分も話せれば良いですかね。
初めは全く話せないと思います。僕もehhとかahhhってずっと言ってました。ひたすらに、「yeah〜This is good!!」 とか言ってましたね…笑
慣れないうちは日本語でスクリプトを書いて、それを英語に訳して、それを話す…でも良いと思います。同時に「この表現なんて言うのかな…」って新しい表現の勉強にもなります。動画日記なんてのも良さそうですね。
別にYoutubeにアップしろとは言いませんので。(あ、でもそれがキッカケで人気Youtuberになるかも…)単純な音声だけでも良いですし、動画でも良いです。動画の方が口の形など細かくチェック出来るので良いかな。
あと、語学学校時代のアクティビティでお題を渡されて、「30秒考えて、2分話す」というものがありました。
例えば「最近行った印象的な場所」というお題を渡されその場で30秒考えて、みんなの前で2分話す。これも結構有効なので、それを動画や音声に録ってやってみると良いと思います。
“esl speaking topics”とかでインターネットで検索すれば、そのお題が沢山でてくるので調べてみてください。シリアスなトピックもあれば、カジュアルなものもあるので、入りやすいものからやってみてください!
このアクティビティのポイントは、商品レビューと違ってその場で考える事が大事です。初めは同じようにスクリプトを書いても良いですが、できればお題を見てその場で考えて、その場で話す…とういのが有効です。瞬発的に英語が出せるようになりますし。
「1つのお題に対して30秒考えて、2分話す」っていうのがやはり良いかもしれませんね。まぁ初めは1分でもいいかな。
※撮り始めたことは、恥ずかしかったり、自分を見るのが変な気分ですが、すぐに慣れるので大丈夫です。
この方法を、いきなり行うのは難しいかもしれませんね。
①②③をやり少し知識がついてきたら、この④をやってみると良いかと思います。
⑤言い換え練習
これは超初心者には必須ではないですが、少し英語力がついてきたら必ず役に立つスキルです。
英語を話しているとき、「あれ?あの単語って英語で何て言うんだっけ? ていうか知らねーや…」という感じに自分が知らない単語に遭遇することがあると思います。
その時、その物事を別の言い方で説明できれば、その単語自体を知らなくても良いですよね。
「あの丸くて緑色で、○○するときに使うのあるじゃん?」のような感じで。僕も未だに出てこない単語が山ほどあるので、よく「あれだよ、あれ。あの〜…」って人に聞いてます。
この言い換えるスキルがあれば、すべての単語を知らなくとも会話を続けられるので是非習得することをおすすめします。
※ちなみに僕はいつも単語が出てこない時「Whatchamacallit(what-chu-ma-call-it)」って言ってます。ネイティブも使っている言葉ですので、興味がある人は調べてみてください。
最後に
以上がスピーキングを鍛えるのに僕がやってきた4つ+αのトレーニングです。やはり声にだして練習することは凄く大事です。一番良いのは、英語を話すパートナー(できればネイティブ)を見つけて、沢山会話するのが一番だと思います。
もし見つけるのが難しい場合でも一人で十分練習は可能です。何か気に入ったものがあれば、是非取り入れてみて下さい!
ここでは発音には触れていませんが、基本的に発音は大事です。正確な発音を学び、発音に気をつけながら、スピーキングトレーニングしてください。
次回は、リスニング編を紹介したいと思います。
それでは!