日常のちょっとした英語フレーズを、難解な文法用語を使わずに紹介していきます!
今回は 「What the hell !!! の使い方」です。
前回の「hell」が付いたフレーズを紹介したので、今回もhellつながりで。
まずはじめに、この「What the hell」をインターネットで調べてみると…
- どうということはない, たいしたことはない
- 一体全体どうなっている
- そんなこと構うもんか
- なんてこった
…などなどが出てきました。
②「一体全体どうなっている」
④「なんてこった」
が意味合いとしては合っているように思います。
ですが、僕の印象としては、1.と3.は若干ニュアンスが違うかな…と思います(というのも別の言い方があるので)
「一体全体どうなっているんだ!」「なんてこった!」という日本語はあまり使わないと思いますので、もう少し現代っぽい言葉で紹介できればと思います。
What the hell !!! の使い方
基本的な、この言葉の意味は「what (happen) !!??」のような驚きを意味します。
自分が予想もしていない事が起きた時や、とんでもない物や事を見た時などに使います。
- なんだよこれ!
- おい、まじかよ!
- は?何なんだよ!
といったニュアンスでしょうか。
例えば…
- 交通事故を目の前で見た時。
- 隣人が、いきなり大声で叫び発狂した時。
- LサイズのTシャツを洗濯したら、XSサイズに縮んでいた時。
- 母親がパーティーに行くと言って、超セクシードレスを着ていた時。
- 空を見上げたら、空一面に宇宙船が浮いていた時。
とにかく驚いた「what (happen) !!??」のシチュエーションであれば、どんな場合でも使えます!
僕は時々ランチにObentoを持って行くのですが、先日アメリカ人の嫁がキャラ弁に挑戦しました。そして何故かハローキティーのキャラ弁で、蓋を開けた瞬間に…「what…the…hell…」と小声で言ってしまいました…
僕のお気に入りの「 urban dictionary」にも面白いサンブルが載っていたので紹介します。
urban dictionaryより引用
妻: 10% off ?! I’ll get 2. (10%off ?! じゃあ2つもらうわ)
夫: what the hell (え…まじかよ…)
※urban dictionary:辞書には載っていないスラングなどを集めたオンライン辞書。
普通に読んでて楽しいので興味のある人はこちらからどうぞ 。
(Danish expression) Flyfucking is when a person cares about …
バリエーション
ちなみに、 「Hell」はカジュアル度は中くらいの表現で他にも
- もう少し丁寧に言いたい場合は、「What the heck 」
- 超カジュアルに言いたい場合は、「What the f**k」※
です。※ F-wordなので敢えて伏せましたが、fu*k, f*ckです。
カジュアル度が低い順番で並べると
- What the heck(見知らぬ人との会話で使う用)
- What the hell(友達、うちの中、知り合いとの会話で使う用)
- What the f**k(仲の良い友達との会話で使う用)
カッコ内の用途は、あえて言えばです。正直なところ、初対面の人にいきなり 3.を使う人も結構います。
とは言っても「F-word」なので注意して下さい。F-word=テレビでは”ピー” になります。
あとは友達のご両親と話すような場合も、3.は使わないほうが良いでしょう。(口の悪いアメリカ人のうちの嫁も、公共の場ではちゃんと1.を使います。)
よくネットやSNSなどで「WTF」と書かれたのを見たことありませんか?これは「What The F*ck」の頭文字を取ったものですね。
発音
What the hell !?
「ワッダ ヘ(ル) !?」
前半の「What the」は、音が繋がって「ワッダ」みたいな音になります。
「the」はハッキリとした「ザ」ではなく「da」に近いですね。
「Hell」 は「ヘル」というより「ヘォ」みたいに聞こえませんか?
以下の記事でも紹介したHellの発音ですが、単語の最後にLが来る場合、いわゆる日本語のLの「ル」とは少し違います。
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ポイントとしては、「ヘ」を発音した後に、舌先を上前歯と歯茎の付け根あたりに付ける感じです。
こんな感じで↓。そうすると自然と「ヘォ」みたいな音になるはずです。
または少し違った言い方で「What」を言わずに
「ダ ヘ(ル) !!」
と言うパターンもあるので覚えておくと良いでしょう。使い分け方は…その時の気分です。
応用
この言葉、単体でも使えますが、別のフレーズと一緒にも使えます。意味の強調として付け加えられます。
入院したと言って仕事を休んでいる人に、飲み屋で会った時…
(え!一体ここで何してんのよ!)
あること無いこと含めて、自分の悪口を言われた時に…
(いやいや、マジで何言ってんの?)
料理下手な友達が作ってくれたカレーの中に、人参が一本丸ごと切らずに入っていた時に…
(え…マジで何なのこれ…?)
などなど、驚嘆を強調できます。
発音のところで紹介した「the hell」「the f**k」のように「What」 を省略して言う場合も多々あります。
スペルに関しても、「da hell」とか「dafuq」「dafuk」のように表します。
※これは完全に音から文字を起こしてますよね。これからわかるように、theはdaに近い音です。日本のネット語と同じ感じですね。「乙」とか「藁」とか。
最後に
驚いた時や、なんじゃこりゃって時に使える今回のフレーズ。カジュアル度に注意をして、是非使いこなして下さい!
それでは!