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英語のエッセイで「Body Paragraph」を書くときのポイント。

英語でエッセイを書く際に必要な「Body Paragraph」

どのように書いたら良いのか迷うかと思います。でもBody Paragraphは意外と簡単です。

  • そもそもBody Paragraphって何?
  • Body Paragraphって何を書けばよいの?
  • Body Paragraphってどのように書けばよいの?

そんな疑問を解決します。今回は「Body Paragraph」の書き方に焦点を当ててみました。

 

僕は一時期、アメリカの大学に入る為の試験対策に特化した語学学校に在籍していた事があります。

僕が教わった先生はとにかくエッセイの書き方にうるさく、徹底的にエッセイの書き方を叩きこまれました…。

そんな鬼エッセイ教官に習った事を、サンプルを混じえて紹介します。僕なりのアドバイスですが、参考にしてみてください!

 

はじめに。

実はBody Paragraph、「introduction」で書く「Thesis statement」がしっかりと書けてさえいれば、比較的簡単に書くことができます。

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Body Paragraphの役割

まずはBody Paragraphの役割について覚えておきましょう。

Thesis Statementの説明や証明をする

これがBody Paragraphの一番の役割です。繰り返しになりますが、Thesis Statement がしっかり書けてさえいれば、それについての自分の意見を説明したり、証明する内容を書いていくだけです。

 

書く時のポイント

① Body ParagraphはThesis Statement サポートすること。

当たり前ですけど、Thesis statementとまったく関係のないことは書いてはだめです。

例えば、あなたのThesis Statementの基本アイディアが運動をすることのメリットで、

Regular exercise is beneficial to health.
(定期的な運動は健康にとても有益である)

みたいな感じのThesis statementがあったとします。(わかりやすく超シンプルな例です)

この場合、各Body Paragraphは「定期的に運動することがどのように良いのか?」という事を、色んな側面から書いていく感じです。

 

② 各Body Paragraphでは、Thesis Statementに対する1つの側面を述べていく

先ほどの「運動することのメリット」で例に挙げると…

  • Body Paragraph 筋力がつく
  • Body Paragraph 健康に良い
  • Body Paragraph ダイエット効果がある
  • Body Paragraph ストレス発散になる

のような感じに書けるかな?と考えます。(上記の例は超適当です)

注意点としては、1つのParagraphには1つの側面だけを書きます。

今回の例でいうと、「運動をすると…筋力がついて、健康にも良くて、ダイエット効果もあって…」と色んなメリットを、1つのParagraphの中に含めないってことです。

Paragraphとしての纏まり(締まり)が無くなり、なんやねんこのエッセイ、メチャクチャやんって思われます。欲張ってだめです。違う側面について書きたければParagraphを変えましょう。

Thesis Statementに対する側面が5つあるのであれば、Paragraphは5つになります。

③ 各Body Paragraphの順序を少し意識する。

全体の流れを意識して書くことです。ちゃんと道筋を立てて書くということですね。

それぞれのParagraphに書く内容が、似た内容になる場合もあるでしょうし、異なった内容になることもあると思います。似た内容であれば、比較的簡単に繋げられると思いますが、対象的な内容になった場合でも難しくはありません。

「〇〇という点ではこうでしたが、逆に××という点で見るとどうでしょう?」のように。

Transit words(転換語)を上手に使って繋げてみてください。Paragraph同士がスムーズに繋がっていると、読み手もとても読みやすく、すんなり次のParagraphに入っていけます。

※僕はいつも鬼エッセイ先生に「お前はLogical Orderをもっと意識しろ!!」と毎回怒られました。

 

【参考までに】
以下の記事で「2-3.Linking sentence」あたりに書いたことが、paragraph同士をスムーズに繋げるという考えです。

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Transition Wordsはこちらを参考にしてみてください。

よく使いそうなのは、追加系「Additional」、類似系「Similarity」、比較対象系「Conflict」あたりですかね。

 

各Body Paragraphに書くアイディアを出す方法

自分の書くエッセイの種類、トピック(Thesis Statementの内容)にもよりますが、それについての

  • 理由
  • プロセスのステップ
  • メリット
  • デメリット
  • 原因
  • 結果
  • 例やサンプル
  • 比較や対象のポイント

などをBody Paragraphに、書いていくことになると思います。

これらが簡単にポンポンと出てくる人は良いですが、そうでない人は以下を試してみてください。

Thesis Statementのメイントピック(アイディア)に対して質問し、それに答える

先ほどの例に挙げたThesisを使用してみると…

Thesis statement :Regular exercise is beneficial to health.

In what way is regular exercise is beneficial to health.?
(定期的に運動するとどのように健康に良いか?)
① 運動は血液循環に良い
② 運動は無駄なカロリーを消費してくれる
③ 体や筋肉を健康に保てる

のような感じに、自分の書いたThesis Statementに対して、どのように? どんな風に?どう? などと質問にしてみてください。「How」とか「In what way?」を付けて質問を作る感じです。

 

他のThesisで例を挙げると

Thesis statement :Hawaii and Alaska have some similarities.

What similarities??
(何が似てる? どんな風に似てる?)
① 両州とも他の48州とは大陸続きではない
② 両州とも原住民が多く住んでいる
③ 両州とも住むにはコストが高い

このように答えがリストアップできたら、その中から Body Paragraphに書いていくことをピックアップしていくのも有効な手段かと思います。

この時に先ほどのポイントでお話した「順序」を少し意識して、繋げやすそうな順番に並べてみると良いと思います。

Thesis statementは決まったけど、Body Paragraphは何書こう…って思ったら一度試してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

お疲れさまでした。

Body paragraphはそこまで悩まなくて書けるかなというのが僕の印象ですが、書く事に困る時もあると思います。

今回紹介したポイントを少し参考にしてみるのも良いかと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。それでは!

 

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