日常のちょっとした英語フレーズを、難解な文法用語を使わずに紹介していきます!
今回は 「go」の意外な使い方。です。
皆さん、「go」といえばどんな意味を思い出しますか?
まず思いつくのは「行く」それでOKです。これが一般的に使われている意味です。
でも今回は、ネイティブがよく使い、日本人があまり使わない「go」の使い方を紹介したいと思います。それでは、みていきましょう!
※但し試験で使うと☓になるカジュアルでBrokenな表現なので参考程度に!!
「go」の意外な使い方。
アメリカ人(特に若い人)が使う「go」の使い方は、
これだけでは、ちょっと意味不明だと思うので、例文で見ていきましょう。
あいつ、先週日本行ったんだってさ(日本に行ったって言ってたよ)
ちょっと聞いてよ、彼、私が好きだって!!!
のような感じに、SayとかTellみたいに使われます。
特に第三者の「He / She」が主語の場合に使われる事が多く、「I go…」や「You go…」はあまり聞かない気がします。
※Guess whatの意味は別途解説していますので、良かったらこちらの記事をどうぞ↓
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気がついた方もいるかもしれませんが、この場合、何故か現在でも過去でも「go」です。
先ほどの例で言えば…
- She goes, she went to Japan a week ago!
- She said she went to Japan a week ago!
どっちも同じ意味合いです。不思議ですね。
特に若い女の子の会話の中では、ほんとに良く出てきます。日常で「say」とか使ってないんじゃないか…って思うくらいに…笑。
僕の米国人妻も若干興奮気味な時はよく使います。「and then he goes, he goes…」のように
注意点と補足
「言った」という意味合いだと紹介しましたが、正確に言うと go=言うではありません。
説明が少し難しいのですが、使い方としては「こんな感じだったんだよ」とか「こんな風だったんだよ」と、その時の状況や言葉を説明する表現です。
その時の話していた人の身振りや話し方を真似をして
(それでね、彼ってこんな感じだったんだよ、〇〇〇…)
といった感じです。
また、よく使われる似た表現で「be like」があります。
- He was like…
- She was like…
こちらも「彼/彼女ってこんな感じだったんだ…」という感じです。
あと「Girls/Boys be like..」 と 男子/女子あるあるを言う時にもよく聞きますね。
なぜかこの時は「are」ではなく「be」が使われます。まぁ若者言葉ですかね。Broken Englishです。
ちなみにある方曰く”「He goes」は「He goes like this」の省略なんだからね!”と不可思議な突っ込みをいただきました。
それはないやろ草…と思い、念のために米国人の嫁を含め職場や近所のネイティブに確認しましたが…
答えは「I don’t think so」または「I don’t know, who knows? 」(めっちゃ笑われました。)
結局この表現自体が文法書に載っていないような表現で、ネイティブ達も説明に少し迷う位なので、正確なところはどうなんですかね。※優しいご指摘ありがとうございました(^_^)/
最後に
今回の表現、若者のカジュアルな表現なのでビジネスの場には向かないと思いますのでご注意を!
英語文法マニアさん達からは指摘されるような表現なので進んで使う必要はないですが、「あ、今のgoはsayの意味の方か…」って場面があるかもしれませんので、覚えておいて損はないと思います!
それでは!