使い過ぎていませんか?Sorryの多用注意報。

日常のちょっとした英語フレーズを、難解な文法用語を使わずに紹介していきます!

今回は「Sorryの多用注意報」です。

今回はフレーズ紹介ではありませんが、日本人が使いすぎている「Sorry」について話したいと思います。それでは、見ていきましょう!



使い過ぎていませんか?Sorryの多用注意報。

さて、僕達日本人は日本語で「すみません」や「あ、ごめんなさい」って結構使いますよね。

感覚的に「ありがとうございます」の代わりに「すみません」「ごめんなさい」って多用すると思います。

  • 何かを取ってもらった時
  • ドアを開けてもらった時

など何か手助けをしてもらった時によく使うと思います。

この感覚が抜けなくて「Sorry」と言っている日本人をよく見ます。

でも基本的にこれらの場面では「Sorry」ではなく「Thank you」場面にもよりますが「Excuse me」。

 

「Sorry」は基本的に謝罪です。悪いことをしてもいないのに謝らないでください。

 

また「Sorry」とだけ言うと、「悪いね〜」「お〜わりぃ、わりぃ」的な軽い感じにもとられる場合があるので注意してください。言う時は「I’m sorry」と言っといた方が無難でしょう。

ちなみに日本語で言う「すみませんでした!!」など「申し訳ありません」の意味のすみませんは「Excuse me」ではないので一緒にしないでくださいね。

詳しくはこちらの記事をご参考ください。

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なので、きちんと場面によって使い分けて下さい。

  • 何かを取ってもらったら「Thank you」
  • ドアをあけてもらったら「Thank you」
  • 人で塞がっている通路を通る際には「Excuse me」

などなど。どんな場面でも「Sorry」と言っていると正直アホっぽいです。こうみると英語文化も感謝する文化ですね。

 

また、逆のシチュエーションで相手に「Thank you」と言われた場合は、必ず「You are welcome」を忘れずに。

たまに「No problem」という人もいますが、正しい返しは「You are welcome」です。「No problem」はネイティブでも使いますし正直OKですが、「問題ないよ」って返しなので少し意味ズレてます。

 

以前に、僕と恩師のMr.Tで夕食を食べにレストランへ行った時の出来事。

ウエイター「Is everything ok?」

恩師・僕「Yes, great, Thank you」

ウエイター「No problem !!」

と言ってきました。まぁ、アメリカで食事に行けばよくある会話です。

ですが恩師は「なぜ、最近の若者はThank youに対してYou are welcomeと返せないのだ。」と僕にグチをこぼしてきたことがあります。

やはり言葉に厳格な人や年配の人には不自然に感じるのかもしれませんね。

※恩師のMr.Tとは、僕が通っていた学校の先生で、「米国で外国人に対して英語を教え続けて30年以上の超ベテラン英語教師」の60代の白髪白鬚の老紳士。

 

不利な立場になる場合も

これは知り合いに聞いた話なのですが、彼がトラブルに巻き込まれた時に思わず「Sorry」と口走ってしまったようです。すると相手は彼に大してお金を要求してきたそうです。相手の言い分としては「だって今あやまったでしょ」まぁ確かにそうですね。反射的な「Sorry」には注意してください。

 

最後に

どうしても日本語のくせで「Sorry」と言ってしまいがちです。僕も当初はそうで、妻に注意されて気をつけるようになりました。まずは「Sorry」癖を直して、しっかりと場面を見極め「Sorry」「Thank you」「Excuse me」を使い分けてください。そして「You are welcome」も忘れずに!

それでは!