日常のちょっとした英語フレーズを、難解な文法用語を使わずに紹介していきます!
今回は 「What’s upの2つの使い方」です。
とてもカジュアルなあいさつフレーズです。皆さんも、聞いたことあるだろうと思います。
- What’s up ってどう意味?
- What’s up ってどう使うの?
- What’s up ってどんな場面で使うの?
そんな方のために、解説してみたいと思います。
それでは、見ていきましょう!
使い方分かってる? What’s upの2つの使い方
使い方を大きく分けると2つあります。
使い方 パターン①
文頭でもお話したように、「カジュアルなあいさつ」で使われます。
言葉の意味ですが、正直言って…深い意味はありません。これはもう決まり文句のようなものです。敢えて役をつけるとしたら
- 元気?
- お疲れ〜!
- うぃ〜っす
みたいな感じでしょうか。HeyとかHiくらいに、誰かと会った時に何の気なしかける言葉です。
答え方がわからない…という方もいますが、変に難しく考える必要はないです。
インターネットで、What’s upの返事を検索すれば、無難なものは出てくるでしょう。I’m fineとはNot muchとか…それはそれでOKです。大正解です。
同じものをここで紹介してもつまらないので、もう少しリアルな会話を紹介します。
例えば
自分:Hey, ◯◯! How are you doing?
( 二人の会話が始まっていく…)
すごく厳密にいうと相手も(What’s up)、自分(How are you doing?)も、相手の様子を伺う・相手の状態を尋ねるフレーズを言っているのですが、それに対して何も答えを返していません。実際そんなもんです。
もっとわかりやすい例を挙げると、
ただ同じ事を返すだけでも良いです。実際にはそのまま返す場合が多々あります。
律儀に自分の状態を伝える必要はありません。
ほんとにただのあいさつ言葉…いや、ただの音です(極端ですが、それくらい意味をなしてない)。困ったら、そのまま返してやりましょう。
日本語でもそうじゃないですか? もちろん、ちゃんと返事をする時もありますが、たまに「元気?」に対して「うん、元気だよ」って何も考えずに返す感じ。
※もちろん、I’m goodとか適切な返答をするのが一番ですけどね。
また、この「What’s up」は略して「sup」とだけいう人も多いです。特にメッセージアプリやチャットで会話をする時は、もっぱらこの「sup」です。
また、男性的なイメージが強いかもしれませんが、実際には女性もを使います。紳士淑女は使わないかもしれませんが…
使い方 パターン②
もう1つの使い方は、「どうしたの?」と相手の様子や要件を伺う時に使います。
僕の場合は、よく仕事で使います(といっても仲がよくカジュアルな会話をする同僚間です)
例えば、同僚のDavidに質問があり彼のOfficeを訪ねました。
David:Yes, sure. Come on in.(うん、いいよ、入りなよ)
僕が部屋に入る…
David:So.. What’s up(で、どうしたの?)
のような感じです。
相手に
- 聞きたいことがあるんだけど〜
- 相談があってさ〜
- 実はね、聞いて欲しいんだけど…
のようなことを言われ、その返事として「どうしたの?」という場面で使えます。
但し、このパターン②の場合、パターン①のように「What’s up」に「What’s up」を返さないで下さい。意味がわからなくなります笑。
※もちろんカジュアルな言い方なので、真面目なビジネスの場や、店員がお客さんには…基本使わないです。
若い人がやってるような、ゆるいお店では結構使ってますけどね。
もちろん、相手とカジュアルな関係が築けているのであれば大丈夫だと思います。
発音
「ワッツァッ(プ)?」
「プ」は聞こえないくらいで大丈夫です。早口なネイティブが言うと「ワツァ?」くらいに聞こえるかもしれません。
うちのアメリカ人の妻もそこそこ早口ですが、こんな感じです。(それでも少しゆっくり言ってもらいました。)
最後に
もしかしたら、みなさんのイメージの中で、HipHopなノリの黒人の人が「Yo Yo What’s up Yo?」みたいなイメージがあるかもしれませんが、そんな事はありません、もっと多くの人に使われています。
男女で使えるとっても気軽な挨拶、相手の様子を尋ねられるフレーズです。
ぜひ使いこなしてください!それでは!